できることならスティードで

最近は、もっぱら Twitterで軽いつぶやきで満足していたんですが、久々に書きたいなあと思ったので、筆をとって見ました

嘘です  普段と変わらない打ち込みです

(今日、iOSを更新したら、文字パットがなんか変わって違和感あるなあ)

 

うわー、久々だと 書き方わかんない(今、何度も書いては消してる)

 

加藤シゲアキくんの、雑誌トリッパーでの連載

できることならスティードで

今回は  岡山 というタイトル で 家族の話でした

手元にあって、また未読の方は、ぜひ、先に読んできてくださいね

以下、がっつりネタバレします

 

 

 

田舎に住んでると トリッパー置いてある本屋探すのが大変なので、ポチっとして買ってます 書店員さんごめんなさい 許してね

今回、発売日に届き、台風だったので、雨降る前に郵便受けから救出して、そのまま封を開けて、パラパラするつもりが、がっつり立ったまま読んでしまいました

 

以前、シゲアキのクラウドで、広島でのコンサートの次の日に 両親と待ち合わせて、岡山のお祖父様お祖母様に逢いに行ったときの話を書いてましたけど、あの時、この時間と共に消えてしまうところではなく、どこかきちんと形に残るところにーーって思っていたんです

 

お祖父様のお祖母様を見る眼差しの話とか

手を繋いだぬくもりの話とか 長年連れ添ってるからこその感じがとても素敵でうるうるして読んだ記憶があります

もちろん、今回もうるうるしましたけど

 

今回、途中にその話の焼き直しがあるんですが、その前にお祖父様について書いてあるところに、文句を言いに市役所に乗り込むことが日常茶飯事で、それを自慢げに話すことに、家族はみんな辟易してた  父と衝突する場面も多々あり、祖母とも言い合いになっていた

とあって、

 

決して、ベタベタに仲良しだった夫婦ではなくて、ほんとにごく普通の夫婦だったんだなあと

そんな話があってからの、お祖父様のお祖母様へのまなざしなどの話がくるから、前に読んだときよりも一層、愛おしいエピソードに感じた

 

このお話が、ちゃんと紙面に残ってよかったなあと、読者ながら思います

 

シゲアキくんの親族はほんと長寿なんですね

30歳で初めて身内を亡くしたと

私は、30歳の時は、祖父母は、父方、母方全て亡くしてました

母方の祖父は、母が10代の時に亡くなってるので、写真でしかみたことがなく

母方の祖母は、小学6年の1学期の終業式の前の日に  その数日前に入院したと連絡があり、当時、東北に住んでいたので、終業式終わったらすぐ行くように手配していたのですが、間に合わず、母は5人兄弟の末っ子で、他の兄弟よりも祖母と通じ合っていただけに、お葬式のあと、ぼーと 写真を見ている姿を、子供ながら覚えてます 心に大きな穴空いているなあとー

だから、逆に私は悲しめなかったんですけどね

 

そんな経験があるから

 

シゲアキくんの 訃報を受けた時

まず、お父様を一番に心配した っていうのも

そこで、普段、おやじ って呼んでるのに

父さん 気持ち大丈夫?

って言ってしまうのも

お父様の

大丈夫ですよ って敬語になっちゃうのも

はたまた、スケジュールの関係で、お葬式に行けなくて、父の弱った姿を見ずに済むと少しだけ安心したのも

 

すごく わかるなあって

特別とかではなく、子供ってそういうものだろうなあと

 

この夏、旦那のお祖母さんが、同じように90歳を越えて天寿をまっとうしたのですが、

お通夜の時、叔父さん(長男)が、会場について挨拶したときは、10年ぶりぐらいにあったけど、歳を重ねてはいるけど、普通だったのに

喪主挨拶やお葬式の時、明らかに衰弱してて

あー、母親を亡くすってこういうことなんだなと思ったの

シゲアキくんが、言っている意味がものすごく実感をもってわかった

 

そして、お祖父様に会えない、お葬式に参列できない シゲアキくんに、随時、写真を送ってたお父様も  シゲアキくんが、お父様を大切に思ってるように、お父様もすごくシゲアキくんを思ってるだなあと

参列はできないけど、お父様からの随時の写真で、離れて、お祖父様を見送ることが出来たんだと 家族の輪にちゃんと入って入られたんだと

そうできるように お父様がしてくれたんだし

それは、普段のシゲアキくんとお父様の関係が出来てるからこそなんだろうなあと

なんか、加藤家の関係性が垣間見えるいいエッセイでした

 

エッセイの中では、お母様の話は出てこなかったけど、Kラジで、友達みたいに仲良しって話とか、慶ちゃんが、今でも領収書取りにくるの?っていうのに、ごく当たり前のように来るよって言ってて、領収書の整理をお母様がやってくれてるんだなあって思うと同時に、お母様に、領収書見せても問題ないっていう関係なんだなあというのが垣間見えて、シゲアキくんとお母様との関係性もいいなあと

 

だって、領収書って、何買ったか、どれぐらいお金使ってるか 全部わかっちゃうんだよ

それを任されるってすごいよね

 

何歳になっても、子供は子供だから

甘えれることは、ずっと甘えるのも親孝行だと私は思ってるので、ずっとそんな感じでいてほしいなあ

(私も一人っ子なので、甘えてます 同居だしね)

 

できることならスティードで を読んで

久々にかいてみました

乱筆だね  許して